福岡県産業科学技術振興財団の支援を得て、福岡女子大学 竹田弘教授(現同大学名誉教授)と福岡県醤油醸造協同組合との産学官共同研究プロジェクト(平成5~7年度・13~14年度)として「納豆のネバネバ成分(ポリ-γ-グルタミン酸)の機能の解明と大量培養技術の開発」に成功しました。
ポリ-γ-グルタミン酸(ポリアミノ酸)は納豆菌を使って培養した純粋な納豆エキス(納豆菌が作り出すネバネバ成分)で、次のような特性を持っています。
●生体適合性と生体内分解性にすぐれています。
■キトサンを基準にして生体内分解性と生体適合性を定性的に比較した図
キトサンを基準にして生体適合性と生体内分解性を較べると
ポリ-γ-グルタミン酸の利用・応用例としては次のようなものが挙げられます。(納豆から抽出したものではありませんから、大豆アレルギーの心配はありません。納豆臭もありません)
人・環境に優しい機能材料として、広く利用・応用できます。
●純度が高いので結晶化し球晶ができます。
開発されたポリ-γ-グルタミン酸の応用、実用化に向けて、平成20年4月に「株式会社PGAバイオ技術研究所」が設立されました。
現在、ポリ-γ-グルタミン酸は化粧水・美容液・美容クリームなどの化粧品としてすでに当社で製品化(ピービオ化粧品)され、好評を得ております。
特にダイア・ピービオ(クリ-ム)は、中村、青池(向陽メディカルクリニック)、竹田(PGAバイオ技術研究所)、野田、植木(福岡県醤油醸造協同組合)らと共に、ポリ-γ-グルタミン酸と他の有効成分を効果的に配合するなどの工夫を重ね、ポリ-γ-グルタミン酸の特性がさらに活かされるよう開発されたもので、のびがよく、しっとりとハリのある使用感が実感できる製品です。
ぜひ、すべすべ・しっとりの使用感をお試し下さい。